メノエイド・コンビパッチのアルミ袋

こういったアルミ袋は吸湿防止や遮光が目的であることが多いですよね。

冷所保存なので、アルミ袋に何か意味があるのだろうと思って、あすか製薬のくすり相談室に電話して聞いてみました。
「ただのサービス品でして、開封したものを遮光保存するためのものです」とのこと。「袋を開けてしまったけど、貼るのが今日じゃなかった…」などの場合に使用するそうです。開封しなければ遮光保存はされているため、普通に冷蔵庫に保存して構わないそうです。

最初は、
「念のため患者さんにはアルミ袋へ入れてお渡しするべきなのか…？」
「薬局でも箱を開けたら、アルミ袋へ入れて保存しなければならないのか…？そんなはずは無いよね…」
そんなことを考えていましたが、結局どちらも必要ないということになりました。理由も分からず、「アルミに入れて保存してくださいね」では、必要ない作業を患者さんに強いることになりますね。

普段は必要ないそういう意味の袋であるならば、どこかに記載があっても良いのになーと思いました。添付文書や患者さん向けの注意の紙など、どこを見てもアルミ袋の意味について書かれていませんでした。あすか製薬さんは、「ただのサービス品」と言っていますが、きちんと理由が書かれていないと、「サービス」よりもむしろ手間になるケースもありますね。

それでも、冷蔵庫に直接保管するよりは紛失したり、汚れたりする可能性が減ることはありそうです。

保存袋というものはそれぞれ目的が異なったりするので、もしかするとこれ以外にも、普段は必要ないにもかかわらず患者さんにそれを利用した保存をお願いしているものもあるのかもしれませんね。

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