猫舌は食道癌になりにくい?
- 2009/03/27
- 13:38
食道がんは世界で年間500,000人を死亡させていて、中でも食道扁平上皮癌が最も多いタイプだそうです。タバコとアルコールがヨーロッパやアメリカの国々での食道癌発症の危険因子とのことですが、これらの因子だけでは多くの発症の説明がつかないようで、理論上の予防のための注意点だったものを疫学調査で証明した今回の研究結果は重要です。 イラン人の科学者たちが、イラン北部の地方に食道扁平上皮癌の割合が高い地域がある...
後発品使用、進展なく低迷
- 2009/03/26
- 22:26
またー?薬剤師の後発品に対する消極性がタイトルになっている記事を見つけました。しかし、2chのスレッドを読んでみると、タイトル以外の面も多くのコメントの内容のから見えてきました。 【厚労省調査】後発品使用、進展なく低迷‐変更は6%止まり(薬事日報) http://www.yakuji.co.jp/entry9517.html の記事について、2chにスレッドが立っています。 【薬】後発品(ジェネリック)の使用低迷中…変更は6%止まり...
なりゆき室温
- 2009/03/25
- 13:45
ジェネリック(後発)医薬品への変更を希望される患者さんで、それまで一包化で調剤をしている場合、先発品は一包化できていても添加物の違い等から、念のためその後発品が一包化の様な条件に耐えられるものかどうかを調べなければなりません。以前の記事で、それで困ったお話をしました(詳しくはこちら)。 その記事とは別の患者さんの同様の業務において、今回は患者さんの同意で決定したメインテート錠2.5mgの後発品である...
OASIS Japan Tour 2009 in Sapporo
- 2009/03/24
- 12:53
幹細胞を使って無限の輸血
- 2009/03/24
- 00:00
胚性幹細胞(はいせいかんさいぼう、Embryonic Stem cells: ES細胞)は体の様々な細胞・組織に分化することから、再生医療における研究が盛んです。その進歩には、いつも驚かされます。このES細胞を使って大量の輸血を可能にしようというプロジェクトが動き出そうとしているようです。...
出勤途中、信号待ちにて…
- 2009/03/21
- 16:21
土曜日の半日勤務への出勤途中、片側2車線の国道の信号待ちで、先頭から2台目になって停車しました。 前の先頭車でドライバーの動きを感じたのでその車のドアミラーとルームミラーを見ると、急に顔の前に手を合わせて口を動かしながらお祈りを始めるのが見えました。 先頭で周りからも見えやすい位置でお祈りするわけですから、何か特別な訳があるに違いありません。...
ヘリコバクター・ピロリ二次除菌にランピオン
- 2009/03/20
- 12:56
ヘリコバクター・ピロリ菌の2次除菌に新製剤のランピオンが発売になりそうです(詳しくはこちら)。僕は2次除菌経験者です。ピロリ菌は小学校までに感染しなければ、免疫獲得によりその後の感染は稀とのことなので、息子を感染させない意味も含めて2次除菌を試みました。 「ピロリ菌いれば全員除菌を」学会が新指針 http://www.asahi.com/science/update/0123/TKY200901230405.html 武田さんは、こういった流れを考えてのラン...
やっぱり母乳育児で乳幼児突然死症候群が減るらしい
- 2009/03/18
- 22:03
乳幼児突然死症候群(SIDS)の発症数は減ってきているものの、1歳未満の乳児の死亡原因の第3位となっているそうです(詳しくはこちら:厚生労働省より)。 世界的に20年程にわたって行われてきたSIDSの防止キャンペーンがとても成功しているそうです。一部の国では母乳育児をメッセージに含めていますが、含めていない国もあるそうです。含めるためには、根拠になるある程度しっかりとしたデータが必要です。 ドイツの研究...
APCC 2009年3月
- 2009/03/17
- 23:05
■ 日時: 3月17日(火)19:00 ~ ■ 会場: 旭川中央薬局 3F 会議室 製品説明: 高血圧治療薬「コディオ配合錠」 (ノバルティスファーマ株式会社) ■ 薬剤師によるプレゼンテーション 演題: 「健康食品-NRの役割-」 演題: 「取り扱いはどうする? 「裁判員制度」と企業の対応」 「コディオ配合錠」 コディオ配合錠はこれまでの記事でも紹介してきましたが、これを機会に質問も含めて多くの情報を得ることができま...
研修認定薬剤師 受講シール40点超え(^_^)v しかし…
- 2009/03/15
- 14:06
昔は講演会を聴講しても集めていなかった日本薬剤師研修センターの研修認定薬剤師制度の受講シールも、取得を決意して2~3年前から集め始めました。なかなか時間がかかるものですが、以前のファルマシアへの執筆が点数にならないのかセンターに問い合わせてみたところ、とてもご親切に、「執筆自体は点数にならないのですが、読んだ論文は自己研修として申請が可能です」と教えて頂き、おかげさまで大きな点数のシールを頂くこと...