加齢とともにDNAも変化
- 2008/06/26
- 20:58
DNAの塩基配列は年をとっても変化しませんが、epigenetics(エピジェネティクス)というDNAを構成する塩基の変化とその機能を考える学問について面白い研究結果が発表されました。DNAは塩基が並んでくっついて出来ていますが、DNA自体の配列は変らないものの、その塩基が年を経て変化して、病気が起こるかもしれないということのようです。...
胃の防御因子強化薬の併用
- 2008/06/25
- 23:30
オメプラール錠20mg 1T 1×夕食後 14日分 ノイエル細粒40% 1.5g アプレース錠100mg 3T セルベックスカプセル50mg 3Cap 3×毎食後 14日分 という処方せんが来たことがありました。 ある広域病院からの消化器内科の処方せんです。 それ以外の科の処方中にもムコスタ錠がありました。...
道北糖尿病合併症フォーラム
- 2008/06/22
- 22:52
20日金曜日も、講演会行ってきました。おそらく2日連続は初めてです。週末金曜日のよるですからねー。本当は、家族でゆったりしたかったのですが…(講演?)「糖尿病性腎症の進行予防と寛解を目指した治療(寛解症例から得られた知見)」旭川医科大学内科学講座病態代謝内科学分野助教 安孫子亜津子先生...
おしゃぶりと子供の中耳炎
- 2008/06/21
- 09:11
おしゃぶりは子供の中耳炎にとっていいと思いますか? 悪いと思いますか? 唾液で殺菌?顎や耳周辺の発達が影響? どう影響するのでしょうか? 面白いニュースを見つけました。 約500人のオランダの子供を5年間調査したところ、おしゃぶりを使っていた赤ちゃんでは、...
子供の喘息に対してステロイドの投与量を減らす検査方法
- 2008/06/20
- 13:39
吸入ステロイドはもちろん喘息で最も重要な治療薬の1つです。さらにそれがうまく効かないときは経口や静注のステロイドに頼ることもあります。吸入ステロイドでは全身作用があまり問題になりませんが、子供の場合は、吸入以外に経口や静注ステロイド投与の頻度や量が多くなると成人でも起き得る副作用に加えて、成長への影響も考えなくてはならないため、ガイドラインでも安易なステロイド投与は推奨されていません。そのステロイ...
イルベサルタン講演会
- 2008/06/20
- 09:12
昨日は講演会を聞いてきました。「高血圧治療の新たな選択肢」旭川医科大学 内科学講座循環・呼吸・神経病態内科学分野教授 長谷部 直幸 先生長時間作用型ARB「アバプロ錠(一般名:イルベサルタン)」の発売記念講演会でした。(ARB:アンジオテンシン?受容体拮抗薬)日本では6剤目のARBと言うことになるそうです。「6剤も必要なのか?」という誰もが思う問いに、...
出産エピソード その13 <最終回>
- 2008/06/19
- 17:27
<その12からのつづき> するとそこには、父からのメールがありました。[emoji:e-446]============================「あかちゃん」(タイトル)午後、お母さんとお見舞いに行ってきました。 写真を何枚も撮ってきました。丁度看護師さんが処置をしていたので...
APCC 2008年6月
- 2008/06/17
- 23:08
旭川ファーマシューティカルケアカンファレンス(APCC)2008年6月製品説明: 「プロサイリン・ベラサスの新情報」 -新しい治療方法の開発-(科研製薬株式会社)主として、ベラサスLA錠60μgのプレゼンでした。あと7月からの各社激戦が予想される後発品(ジェネリック医薬品)の、アムロジピン錠、エバスチン錠、エバスチンOD錠、メロキシカム錠に関するプレゼンでした。Q ベラサスLA錠には肺動脈性肺高血圧症の適...
毒の貼り薬
- 2008/06/16
- 17:04
海外旅行などである特定の地域へ行った時に、下痢をしてしまうことはよくあることです。この下痢などの症状をある毒が浸み込んだパッチを貼ることで、ある程度予防できるのではないかという研究が紹介されていました。旅行で発症する下痢の約40%がE. Coli(大腸菌;O157もこの一種)が原因で起こるとされています。...
Excelのある機能活用で仕事の時間短縮
- 2008/06/13
- 13:53
「あっちのデータには○○が入っているけど、今使っているこのリストに○○が入ってくれるとこの作業がすごく楽になるんだけどなー」なんて思うことありませんか?レセコンではいろんなデータの抽出方法があります。でも資料を作る場合、何かの項目が足りなかったりすることって、よくありますよね。ドクターから「糖尿病のスタディーに使うんだけど、...