出産エピソード その11
- 2008/05/30
- 14:00
<その10からのつづき>低出生体重児は2500g未満の新生児のことを言うらしいのですが、先天異常がなく成熟していていればほぼ問題ないとのこと。以前、出生時の体重が軽いと将来の血圧が高いなどのいくつかのリスクに関する論文を読んだことがあったので、今後の発育なども気になるところでしたが、...
オルメテックでアルツハイマー型認知症を防ぐ?
- 2008/05/28
- 00:26
大阪大学の森下教授らがアルツハイマーの原因とされるβアミロイドを脳に注入したマウスを使って、降圧薬のオルメサルタン(商品名:オルメテック)を飲ませたマウスでは、飲んでいないマウスに比べて認知機能や記憶力が高いと言う研究結果を発表したとのこと。高脂血症の薬であるフルバスタチン(商品名:ローコール)でも 別の記憶の実験で効果が認められたそうです。以前の投稿で、降圧剤のうちのカルシウム拮抗剤という分類の薬...
インフルエンザ流行? その3
- 2008/05/26
- 22:37
一時突然のまとまった患者さんにびっくりして、その1、その2で報告していたインフルエンザですが、土曜日の私の公休中にもインフルエンザの薬に動きは無かったようですし、21日を最後にインフルエンザの患者さんは来ていません。さすがに、冬の様に勢いが続くということは無かったようですね。インフルエンザが冬に流行する理由については、...
公休はお留守番
- 2008/05/24
- 16:15
今日は、月一度の公休です。午前中は家族3人で、息子のための歩行器や離乳食グッズをアカチャン本舗とトイザラスへ買いに行って来ました。歩行器を組み立て乗せてみましたが、歩行と言うまでは行きませんが、嫌がる様子も無く、まずまずの様子です。...
1人目の子供は喘息やアレルギーになりやすいかもしれない
- 2008/05/21
- 22:32
アレルギーのリスクは子宮内でセットされ(決められ)、1番初めに生まれる赤ちゃんが、アレルギーや喘息になるリスクが高いということを示した研究が発表されました。研究者たちはワイト島の新生児1200名の臍帯血中(へその緒の血)の免疫グロブリンIgEのレベルを測定しました。 IgEはアレルギーの発症に重要な役割を果たしています。...
旭川ファーマシューティカルケアカンファレンス(APCC) 2008年5月
- 2008/05/20
- 22:23
高脂血症治療剤「リピディル」の糖尿病網膜症に対する効果について―大規模臨床試験「FIELD」サブ解析結果―(あすか製薬株式会社) リピディル(微粉化フェノフィブラート)によって心血管イベントの発生が減少すると言うFIELDという臨床試験から得られたもう1つの知見、糖尿病網膜症の人達でレーザー治療を受ける率がリピディルを服用していると30%減少すると言う結果を紹介していただきました。リピディルには尿酸を...
インフルエンザ流行? その2
- 2008/05/18
- 09:53
昨晩の夜間当番は、暇ならば自分のデスクに積まれた雑誌や論文等の整理をしようと思っていました。ある程度はできたのですが、完全に片付くほどではありませんでした。暇ではなかったものの、インフルエンザ流行?でお話していた、タミフルやリレンザに手をつけることはありませんでした。1人だけインフルエンザの患者さんが来局されました。お子さんでインフルエンザの検査で陽性だったとのことですが、その子の母親が総合的に判...
インフルエンザ流行? その1
- 2008/05/16
- 18:52
インフルエンザの患者さんがここ2-3日の間、1日数例ずついらっしゃっています。この間の冬の流行時期よりも勢いが感じられる気もします。騒がれているだけに、パンデミックの始まり?などでは無いよな…などと良からぬ心配をしつつ…タミフルカプセルとリレンザは数例分在庫していたのですが、...
向精神薬の長期投与について
- 2008/05/14
- 13:41
年末年始の長期投与の投稿に対してとみさんから、コメントを頂きました。「はじめまして。 向精神薬の長期投与は、精神科を標榜してる場合だけ出来るのででしょうか?」とのことでした。コメントありがとうございます。投与期間については過去の記事、...
平成20年度調剤報酬改定 「疑義解釈資料の送付について(その2)」
- 2008/05/14
- 12:36
厚生労働省ホームページの、「平成20年度診療報酬改定に係る通知等について」の中で、「疑義解釈資料の送付について(その2)」がアップされました。調剤報酬の部分はhttp://www.mhlw.go.jp/topics/2008/03/dl/tp0305-1dh.pdfになります。【基準調剤加算】【一包化薬】...